著者:宮部 みゆき
発行:新潮社
値段:1800円(税別)
今、読み終わりました。あっというまに読み進めてしまいます。先がどうなるのか気になって仕方がない展開です。夜中には読まないようにしていました。寝不足になること間違いなしだから。
圧倒的な迫力で話が進んでいきます。その終わり方もある程度予想されているとはいえ、やはり宮部みゆきという作家のすごさが光ります。
しかし、当初から物語の設定には無理があるなと思いましたが、その思いは最後まで続きました。この設定によって細かい設定をごまかせてしまうことができるということです。あちこちに「中学生なんだから・・・」「本当の裁判ではないんだから」といった表現があります。何かしら逃げているような書き方と感じました。
また、私が中学生という年代の認識が足りないのでしょうか、「中学生の言葉ではないという」部分も感じました。屁理屈かな。
これらを補ってあまりある物語の展開です。内容としては第2部で少し緩みますが、少しの我慢です。
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