ご案内

ようこそ
ラベル 書評 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 書評 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

木曜日, 11月 15, 2012

のぼうの城


著者:和田 竜
発行:小学館文庫
値段:上 457E+税  下 457E+税
安心して読める小説です。話の展開もだいたい予想したとおりに進みます。結構面白い。
和田竜という小説家の本は、文字数が少ないのが特徴でしょう。通常の本よりも読み進んでしまいます。今、映画化されていますがたぶん映画の方が面白いでしょう。

月曜日, 11月 05, 2012

焦げ茶色のパステル

著者:岡嶋 二人
発行:講談社文庫
値段:724円+税
岡嶋二人は、昔楽しんで読んだ作者です。結構面白いはずなのに、これはあまり読み進めませんでした。私の気分が変わってきたのかそれとももう時代遅れなのか、はたまた作者の力不足だったのか。


日曜日, 11月 04, 2012

贖罪

著者:湊 かなえ
発行:
値段:619円+税
 これも一気に読める本です。しかし、展開が他の作品と同じで私のように乱読する者にとっては、「あ、前の内容と重なった」というところもありました。

火曜日, 10月 23, 2012

147ヘルツの警鐘

著者:川瀬 七緒
発行:講談社
値段:1600円(税別)
 なかなか面白い。昆虫をもとに推理を進めるという展開が新鮮です。続編を読みたいと思うのですが、もし書けたらたいしたものです。こうした話の設定が難しいと思うので。この人の他の作品も探してみます。


金曜日, 10月 19, 2012

ソロモンの偽証 第3部

最終巻です。
著者:宮部 みゆき
発行:新潮社
値段:1800円(税別)
今、読み終わりました。あっというまに読み進めてしまいます。先がどうなるのか気になって仕方がない展開です。夜中には読まないようにしていました。寝不足になること間違いなしだから。
圧倒的な迫力で話が進んでいきます。その終わり方もある程度予想されているとはいえ、やはり宮部みゆきという作家のすごさが光ります。
しかし、当初から物語の設定には無理があるなと思いましたが、その思いは最後まで続きました。この設定によって細かい設定をごまかせてしまうことができるということです。あちこちに「中学生なんだから・・・」「本当の裁判ではないんだから」といった表現があります。何かしら逃げているような書き方と感じました。
また、私が中学生という年代の認識が足りないのでしょうか、「中学生の言葉ではないという」部分も感じました。屁理屈かな。
これらを補ってあまりある物語の展開です。内容としては第2部で少し緩みますが、少しの我慢です。

金曜日, 10月 12, 2012

ソロモンの偽証 

第2部、決意編です。
著者:宮部 みゆき
発行:新潮社
値段:1800円(税別)
いろいろな事柄を布石として書いている部分になります。ですから、少し間延びもしています。ところどころに話に進展がありますが、ゆっくり進みます。第3部に期待をするから読み進めることができました。
第3部は、昨日(11日)発行でした。


土曜日, 9月 22, 2012

ソロモンの偽証


著者:宮部みゆき
発行:新潮社
値段:1800(税別)
 この分厚さの本が好きです。読み応えがあって、いかにも本!という感じです。読み始めると、もう止まりません。読みながら宮部みゆきっていう著者は怖い人なんだなと思ってしまいました。この話は、「第1部 事件」とありますように第2部に続きます。実は、第2部は昨日(21日)発行でした。書店に山積みされています。1部と2部同じ場所に。2冊同時に見るとその厚みに圧倒されそうです。
 つくづく思いますが、宮部みゆきさんは、この推理小説の世界にいてほしい人材です。時代物や空想物などいろいろと発想豊かな作品がありますが、私にはどれも今ひとつでした。難解なものもありました。でも、今回のこの推理小説の作品はやはり秀逸です。
 昨日から第2部を読み始めています。歩きながらでも読めます。


金曜日, 8月 24, 2012

腹だけ痩せる技術


著者:植森 美緒
発行:メディアファクトリー新書
値段:不明
5分くらいで読み終わりました。要するに、この帯に書いてある通りいつも腹をへこませておけば、腹回りの脂肪は落ちるとのこと。
それができれば、問題はなかった。

火曜日, 8月 21, 2012

147ヘルツの警鐘

著者:川瀬 七緒
発行:講談社
値段:1600E
おもしろい。このような観点から犯罪捜査をするという方法に興味が広がります。
著者のことは考えずに買って読み始めたのですが、途中で「この著者、女性かな」と感じる描写がいくつかありました。
一気読みです。

金曜日, 8月 17, 2012

空飛ぶタイヤ


著者:池井戸 潤
発行:講談社文庫
値段:上→648E、下→648E
ルーズヴェルトゲームがおもしろかったので、次にこれを読みました。これもおもしろい。まるで漫画を見ているような面白さです。一気に読みました。

土曜日, 8月 11, 2012

ルーズヴェルトゲーム

著者:池井戸 潤
発行:講談社
値段:1600円(E)
一気読みした本でした。おもしろい。次々と新しい展開になりどんどん読み進めます。ただ、この著者の作品の題名がほとんど企業を扱ったような題なので、もしかするとパターンが似た作品がならんでいるのかもしれません。


土曜日, 6月 30, 2012

キング&クィーン

著者:柳 広司
発行:講談社文庫
値段:629円(税別)
おもしろい展開だったのですが、途中で平凡になりました。


木曜日, 6月 28, 2012

白鯨

著者:メルヴィル
発行:岩波文庫
値段:上940円+税、中940円+税、下940円+税)
鯨との格闘が出てくるのは、下の338ページから。三巻とも450ページほどの本ですが、ここまで待つとは思いませんでした。おもしろい!

日曜日, 6月 17, 2012

女神のタクト

著者:塩田 武士
発行:講談社
値段:1500円(税別)
盤上のアルファという作品があり、興味を持って読んだのですが、うーん。
映画「コンサート」のような劇的展開はなかった。神戸という舞台もよかったのですが、残念。


水曜日, 6月 13, 2012

船を編む

著者:三浦 しをん
発行:光文社
値段:1500円+税
同著者の作品を1年前に読みました。長距離選手を題材にした内容でおもしろかったのです。今回の作品もなるほどと思えるできあがりでした。ただ、描写が丁寧な分だけいくつかの場所でとばし読みしてしまいました。

土曜日, 6月 02, 2012

誘拐

著者:五十嵐 貴久
発行:双葉文庫
値段:857円+税
不思議な感覚の本でした。最初から終わりまでずっと「どこかで読んだような」という感じがつきまといました。最後のところも「あ、なんかこんな展開あったなあ」という内容。
絶対、前に一度読んでいます。 記憶は最後まで戻りませんでした。


水曜日, 5月 30, 2012

平凡物語


著者:ゴンチャロフ
発行:岩波文庫
値段:上840円+税、下940円+税
これはおもしろい。読みやすく、自分の気持ちをゆさぶられる物語でした。すばらしい。

月曜日, 4月 09, 2012

空白の五マイル

著者:角幡 唯介
発行:集英社
値段:1600円+税
若い頃、本のタイトルは忘れましたが「ヒマラヤを7回登った男」というような題の本を読み、感動しました。どなたかご存じの方はタイトルを教えていただきたい。その後、植村直巳も読み、いわゆるノンフィクションの面白さ、迫力に圧倒されました。しかし、植村直巳以後、このジャンルの面白い読み物が無く、私の嗜好は、ハードボイルドに向かいました。
この本、久しぶりに胸躍る内容でした。現実の迫力たるや、一緒にそこにいて寒さや絶望感も一緒に感じます。
読み応えのある、いい本です。

月曜日, 3月 19, 2012

大地


著者:パールバック
発行:岩波文庫
値段:(一)940円+税
(二)900円+税
(三)800円+税
(四)860円+税
2月下旬に第1巻を買ってきて、今日までかかりました。
とにかくすごい。多くの人がすでに読んでいるでしょうが、私は初めて読みました。こんな本があったなんて。こんな感動があるから本を読むのはやめられないのです。

土曜日, 2月 18, 2012

シブミ

著者:トレヴェニアン
発行:ハヤカワ文庫
値段:上 840円+税
    下 840円+税
読みづらい本でした。シブミとは、「しぶいなあ」というあの渋さのこと。これをトレヴェニアンは説明しようとするのですが、神秘さを持つ概念として説明したために日本人が読むと違和感が残ります。外国から見ると、「渋さ」は、神秘的なものに見えるのか、もしくは外国の概念にない言葉であるために理解の範囲を超えるのか難しい言葉なんだと感じさせられます。昔、チャールズブロンソンが渋い俳優だったのですがね。