著者:ディヴィッド・ゴードン
発行:早川書房
値段:1900円+税
最初から半分くらいまでは、何がどうなるのやらわからない話の展開。よくここまで我慢して読んできたと思ったあたりから展開が大きく変わり、どんどん読めます。
そこまで我慢できるかどうか。
「このミステリーがすごい」という宝島社の雑誌を、随分長い間参考にしてきましたが、どうも最近は中途半端な作品が上位を占めてしまい、「ちがうだろ」と言いたくなります。
「盤上の棋士」などとてもおもしろい異色の作品だと思うのですが、話題になりませんね。
自分で探すしか、面白い本を探す方法は無いのか。本好きな人に会うと、必ず最近どんな本を読んでますか?と聞くのが普通になりました。
書評家は、「山椒魚戦争」(最近読んだ本)など読んでみるといい。無類に面白いのだから。
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